9番目の戦車
絵本作品/PHP研究所 (2004/08/06 出版)47p / B5判横長

九番目の戦車だから、名前はタンクロウ。戦車兄弟の末っ子だ。
むかし、この国に戦争があったころ、たいせつな仲間、きょうだいたちを守るために
命をかけた戦車がいた…。やさしさと勇気が、心にこみあげてくる絵本。
絵本作家ときたひろしの9番目の戦車に託す想い(あとがきより)
私も決して学がある方ではありませんが、今の子供たちは日本の歴史を知りません。
学校の出題傾向に沿った、出来事の年号しか覚えていないようで、
日本が今に至った経緯や理由を知りません。
そんな子供たちが本書を読んだら、
きっとファンタジーや異次元世界を舞台としたおとぎ話ととらえるでしょう。
知らない子がいたら、こう教えてあげてください。
今から六十年ほど前まで、日本はアメリカと戦争をしていたんですよ。
君たちのひいおじいさんたちは、
アメリカ人でも思いつかないような、
見ても絶対真似できないようなすごい戦い方で、戦っていたんですよ。
家にいるひいおばあさんや、子供だったおじいさんおばあさんたちのところに、
アメリカ兵たちが来ないように、海の向こうで死ぬまで戦っていたんですよ。
タンクロウたちのように、人間が撃たれたり爆発したりして、それでも戦っていたんですよ。
今でも南の島々には、タンクロウの兄弟たちが錆だらけになって埋もれていますし、
戦って死んだひいおじいさんたちの骨が転がっているんですよ。本当ですよ。
本書が親子の、そして戦争体験者であるお年寄りとの、
話題の一端となれば幸いです。

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いつもアマゾンさんに出る中古は高くなってしまって
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| 題名 | :9番目の戦車 |
|---|---|
| 絵と文 | :ときたひろし |
| 発行 | :PHP研究社 |
絵本作品「9番目の戦車」を読まれた方からのお便り
励ましのお便りありがとうございました。
いただいたお便りはご本人の了解を得た方をホームページに掲載しております
- James 佐々木さん(男性・栃木県)
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読み終えるとジ〜ン!と来ます。戦争と言う非現実がほんの60年ほど溯るだけで逃れられない大きな現実としてぽっかりと大きな口をあけていて何もかも飲み込んでいた・・という事実、それがDNAのどこかに刻まれているからなのか。なぜか読みながら鳥肌が立ちます。子供のころ絵本を読んで感じたドキドキそのもの!すっかり大人になり忘れていた無意識&無条件のドキドキをまだ感じることができたことに感謝!特別な何か!を持った作品です。
- 滝村輝久の息子さん(中学生・北海道)
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父といっしょに9番目の戦車を見ました。とてもいい作品だと思いました。これから、どんどん感想を書いていくので、 よろしくお願いします。
- 井上淳一さま(男性・千葉県)
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「9番目の戦車」拝見いたしました。靖国神社に参拝の折、戦車の絵本があるのを見つけて手に取り思わず涙ぐんでしまいました。私の祖父は関東軍で満州の重砲兵をしていました。その後、シベリアに抑留され終戦になっても日本になかなか帰れなかったそうです。子供のときから兵隊の話を聞き続けていたので、先の大戦について自分なりに調べたりしていました。誇るべき方々は軍・民問わず大勢いたようです。私は32才で、ちょうど子供のころは左翼思想が華やかしきころでしたが、ベテランの先生方もまだまだいて、戦争体験者が多く、授業を脱線して良く戦争の話をしてくれました。ですから、変な自虐思想も無く成長しました。今ではそんな先生方もとっくにいなくなり、若い先生は「なんとなく」戦争は日本が悪いことをして、いけないことだ。という考えの下で教育をしているようです。
私には小学1年生の娘がおりますがことに触れ歴史の大切さ、先人たちが命を賭して守ってくれたからこそ今の繁栄があることを忘れてはいけないよう話しています。自分の国に誇りがもてない人間は国際社会に通用しない人間になってしまいます。これからもどうか「大人が見ても面白い絵本」を書き続けていただきたいです。寒い日が続きますがお体に気をつけていただき創作活動に励んでいただければと思います。それでは失礼致します。
- SYさま(女性・茨城県)
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初めまして。戦争なんて、学校の歴史の教科書の中でしか知りません・・・。でも、この絵本は、確かにあった「戦争」というものが身近に起こったのだと感じることのできる物語でした。戦車という立場から見たからでしょうか・・・話の中に入り込みやすく、戦車どうしのやさしさ、思いやり、一生懸命さが純粋で、すごく伝わってきました。それと・・・昔タンクロウのような戦車たちや、戦闘機、戦艦、それに従事していたたくさんの人たちが守ってくれたおかげで、現在自分がいる。この場所があるんだよねって、自然と頭が下がり「ありがとう」という言葉が浮かんできました。それからうまく言葉として表せられませんが、とても奥が深くていろいろと考えさせられる感動的な物語でした。戦争があったことを、知ってもらう本として、またコミュニケーションの一つとしておじいちゃんや、おばあちゃんがお孫さんに読んで聞かせてあげるには最高の一冊ではないでしょうか!ときたさん、感動できる素晴らしい一冊をありがとうございました。(乱筆乱文で失礼しました。)
- 板嶋恒明さま(男性・静岡県)
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今回、「9番目の戦車」をamazonで購入し、拝読いたしました。戦車を題材に絵本を書くということは大変難しいテーマであると思いますが、戦争の悲惨さと魂の尊さ、そして戦うということは何なのか ということを戦車を擬人化して訴えたいという、ときたさんの気持ちがぐっと伝わってきました。なかなか一般には戦車を題材にした絵本ということで取っ付きにくいかもしれませんがこの素晴らしい内容の絵本が広く多くの子供そして大人に読まれることを切に祈っています。主役の95式軽戦車や3式4式中戦車や5式重戦車、試製兵員輸送車など現物に忠実な絵の描写も素晴らしい出来です。これからも内容の濃い絵本を書き続けてください。応援しています。あっ それから今日、横浜の書店で「9番目の戦車」が置いてありました。きっと誰かが手に取って、買って帰り子供に読んであげるんだろうなあ その時、子供はどう感じるんだろうか と少し感慨深く思いました。
- yuhasiさま(女性・神奈川県)
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ときたひろし著 絵本「9番目の戦車」を読みました。将来孫が生まれたら、子供たちに渡して、親子で読んで欲しい。南の島で、戦車のタンクロウが、タンクの兄弟たちと、大好きな兵隊さんを日本へ帰すために働いている。雨がタンクに当たって跳ね返り煙っている。外れたキャタピラー。戦場のタンク兄弟と兵隊さんのことを淡々と語るタンクロウ。その時の、あの場面にタンクロウが連れて行ってくれる。そこで何があったのか見せてくれる。こんなに泣いたのは、燃えよ剣の土方歳三の最期以来だ。びっくりした。私たちの年代だと子供の頃に、戦車やゼロ戦の絵を飽きずに描く男の子もいたけど、ときたひろしさんは、履歴を見ると、まだ30代ではないかな。大変面白い経歴で、そして、絵もストーリーも才能にあふれている。
若いお父さんとお母さんたちのために、子供のためにこんなに素敵な本を生み出してくれて、本当にありがとう。感謝で一杯。絵本は、私も三人の子供たちに、せがまれるままに繰り返し繰り返し読んで聞かせた。処分した本が多い中で、絵本だけは、2回の引っ越しにも処分せずに今も本棚にある。ページを開くと、子供達と一緒に絵本を読んだ場面がくっきり思い出せる。子供が反応した声も聞こえる。子供たちにとっても、絵本を読んでもらった思い出はきっと、親の声と暖かい雰囲気と共に思い出す。同居の両親にも、読んで欲しくて持って行きました。戦争に行った82歳の父も読める絵本なんて、他にはありませんときたひろしさん、本当にありがとう。
- 竹村貴博さま(男性・千葉県)
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はじめまして 本日、子供の絵本を買いに行った所、偶然「9番目の戦車」を見つけ買ってきました。子供より私が夢中になって読んでいます。ハッピーエンド?ではありましたが、切なくて悲しくて涙が出て、とても感動いたしました。ジンゴの「残って戦う!」はかなり泣けました。日本人は変な戦後教育のおかげで戦争というと、その本質も知らずに毛嫌いする人が多い傾向にあります。戦争を賛美する気は毛頭ありませんが、戦争にだってドラマはあるし、伝えていかなければならないことはあります。あの「残って戦う!」という考え方、行動、気持ちはあらゆるものに魂が宿るという、日本人独特の宗教的美意識の象徴であります。タンクロウは一緒に命をかけて戦ってきた友なんであります。スタートレックで主人公達が主役メカを何の躊躇も無く捨ててしまうエピソードがあるように、欧米にはあのような考え方がほとんどないそうです。これからもそんな日本人の素晴らしさを描き続けてください。がんばってください!応援しています。
- 名前NGさま(女性・埼玉県)
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読ませていただきました。なんの心の準備もしないで読んでしまったので、気を取り直すのが大変でした。だって、あと10分くらいでお客様が見えるという時間だったの...。内容も絵もすばらしいです。甥っ子にあげようと思って買ったのですが、なんだかもったいなくてどうしようかな〜と迷ってしまいます。絵が繊細で緻密で、すっかり大ファンです。ずっと手元に持っておきたい。この話は何となく完結しているけど、この前に起きた事とかも読んでみたいな。また、ジンゴが迎えにくるまでの話も興味深いです。続きが出るのを楽しみにしてますね!でも無理しないで、ゆっくり書いてね。
- 2106さま(男性・栃木県)
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作品拝見いたしました。とても感動しました。悲しい話の中にも最後、迎えに来てくれた救いがあったのがとてもよかったです。36〜37ページ目の二台で海を眺めている光景に泣いてしまいました。私も戦争の事を色々と描いてみようとおもっていましたので、参考になりました。
- 忍足卓行さま(男性・千葉県)
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帰宅後、さっそく拝読させていただきました。チラッと見たときは、マニアックな大人向けの絵本だと思っていたので、じっくり読ませていただいて子供も読める(子供と一緒に読む)絵本だと知り、驚きました。機関車や車が擬人化されて主人公になる絵本は数々あれど、戦車が主人公という絵本は見たことがなかったからです。……しかし、この本、私は子供に読んでやれんですよ。途中で私が泣き出して読めなくなってしまいます。事実、36〜37ページの見開きでなぜか涙がこぼれました。仲間のために命をかけるという行為に感動したのは確かですが、それ以上に、戦いが終われば人はお互いにわかりあえるということが、この一枚(見開き)の絵に表れていると感じたからです。また、世界各地に日本兵士の遺骨や遺品、日本製の兵器がまだまだ残されており、それを考えた時、タンクロウがタンパチとともに日本に帰ってきたシーンを見て、再び涙がこぼれました。泣きっぱなしで、やはり私はこの本を自分の子供に読んでやれません。そんなわけなので、子供に読み聞かせる役は妻に譲ります。素晴らしい絵本を世に出していただき、またささくれ立った私の心を鎮めてくださりありがとうございます。ときた樣の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。お体、ご自愛くださいませ。
- 樋口さま(男性・奈良県)
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はじめまして。44歳の3歳と1歳の父親です。上の子供がこれがいいと妻にねだって、買ってきたのが貴方の絵本でした。子供に読んでやっていて妻も私も涙がで出てしまいました。思想的な話はともかく先の大戦で私達の為に闘って亡くなられた方々に改めて敬意を表したくなります。久しぶりの感動を有難うございます。末永い愛読の書とさせて頂きます。趣味の模型で2両の戦車が撃破された丘の上の場面を再現したくなりました(笑)これから益々のご活躍期待しております。
- 本読みおばさん01さん(女性・愛知県)
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小学校で読み聞かせをしています。絵本の好きなお母さんが集まって色々な絵本を子供たちと楽しんでいます。この絵本、すっかり気にいってしまいました!戦車が主人公というのがいいです。戦争はこんなに悲惨なんだ、愚かなんだというのが圧倒的なのに対して暖かいなんていうと変ですが、そんな気さえしてくるのです。私は、三年生が本読みの担当ですが、来週読んでみるつもりです。どんな反応か、また送ります。
- K.Nさま(男性・愛知県)
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私の兄(76才)は当時16才陸軍少年戦車兵として転戦したそうです、乗った戦車もタンクローの九五式軽戦車でジンゴと重なります。戦後運良く帰還出来ましたが、長兄は戦死しました。もっともっと、今の子供たちに正しい戦争の経緯を歴史としてつたえられなければ、と思います。そう言う為にも「9番目の戦車」はもっと多くの人子供たちに読んでもらいたいですね。戦争はしてはいけませんが兵隊さんには何の罪もありません。
- 千田誠行さま(作家・神奈川県)
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「9番目の戦車」、読みました。届いた夜、うちの長男と読みました。3歳児には、あのお話の本当のよさはまだ理解できないみたいだけど1回目で「たんくろう」の名前を覚えました。長い時間かけて、繰り返し読んでいきたいなと思います。僕の感想は…描き手が丁寧に作っているというのが紙面から伝わってきました。南の島の太陽と熱い風、緑のまぶしさ、そして、硝煙のにおいを感じられました。戦車の細かな描写には、ただただ感心するばかりです。リアルな戦車と、たんくろうの純粋な語り口が、戦争の悲惨さと、その中で一生懸命生きてきた人の気持ちがストレートに伝わってきました。これからの作品にも期待してます。
- ジョーさま(男性・山口県)
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何十年ぶりかで絵本を買って読みました。これが外国の戦車の話だったら買ったりしませんが、旧日本軍の小さな戦車の話だったので、興味が湧きました。以前に、私もサイパン島で小さな戦車の残骸を見ました。89式か95式軽戦車のほぼ原形をとどめた残骸でした。その小ささに驚きました。何故か日本軍の小さな戦車には魅力があるのですよね。日本人の体格と欧米人の体格のようですね。日本にもアメリカと太平洋の覇権を争った時期があると言うことを、今の子供たちにも分かってもらいたいですね。決して軍国主義ではなく、日本人の誇りと自信を持ってもらうために。これからの活躍をお祈り申し上げます。
- 濱田さま(48歳男性)
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8月29日にたまたま本屋に行ったら、私の好きな日本の戦車のなんと絵本があったので購入しました。この新しいジャンルの挑戦を期待します。純粋に子供の目線で今後も作品を作ってください。他の評論を気にすることなく頑張ってください。A.Kさん(36歳女性・保育士)戦車から見た戦争という視点は初めてかも。試作重戦車、兵員輸送車…そんな名前があるのも始めて知りました。子ども達はそんなことを知るの好きですよね。細かい描写の絵。伝えたいことが大きい程熱が入りますね。伝わってきました。歴史を本で学ぶよりもっと身近なところから(お父さん,おじいちゃん…)聞いたり考えていくこと大事だって共感します。子どもたちと長年かかわってきて,環境の悪化は驚くくらいです。一人ひとりが意識を高く持ってくれるといいなぁと願うのでした。長くなりました。では。
- 田澤さま(32歳男性・会社員)
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非常にリアルな絵で、そして感動的なお話で、何より今までなかったタイプの絵本じゃないでしょうか?絵本に対するイメージが変わった気がします。これなら自分の子供(まず結婚するのが先ですが)にも読ませたいと思います。これからも素敵な本を子供たちに書いてください!
絵本「9番目の戦車」のご注文はこちら
初版が絶版になってしまったため、
いつもアマゾンさんに出る中古は高くなってしまって
申し訳なく思っております。
いつになるかは分かりませんが再版されるようガンバリます!
▽再販リクエストいただける方はPHPさんへメールをお願いします!
http://www.php.co.jp/(PHP研究所)
| 題名 | :9番目の戦車 |
|---|---|
| 絵と文 | :ときたひろし |
| 発行 | :PHP研究社 |













